【書評】共感SNS ゆうこす
著者:ゆうこす
出版社:幻冬社
今注目のインフルエンサー、ゆうこすのSNS時代の歩み方を書き記した一冊。
今回も学びの多い一冊になっておりますので、簡単にまとめさせて頂ければと思います!
SNS時代の発信方法についてまとめ
①どんな主人公なのかを明確にする。
夢や願望に「理由」や「想い」を足して発信する事で共感が生まれる。
そのためには、自分に「なんで?」と問いかけ続ける事で自分の本当の「夢」について考える事ができ主人公としての設定が明確になる。
自分のことについては、「わかったつもり」でいることが多いと私も感じることが多いです。「なぜ発信するのか」「なぜ行動しているのか」を明確にする事でフォロワーからの共感も生まれやすい状態になります。
②どんなストーリーなのか
どんなストーリーを発信することができるか?
ストーリーを共有することにより、フォロワーとの距離は縮まります。
特に失敗をポジティブに発信することにより、共感をえることができる。
③どんな人に見て欲しいのか
対象となる人を明確にすることで見ている人が安心することができます。
本書中の例では、「18歳の新生活を迎える女性」という限定条件をつけることにより、集客がうまくいった事例の紹介があります。
自分で届けたいターゲットを明確にすることで、より読者やフォロワーのことを考えて投稿することができます。
・フォロワーをゲットする方法論
①プロフィールを制するものがSNSを制する。
ゆうこすさんは、本のカバーの構成の様にプロフィールを設定することでうまくいくと書かれています。
ポイントとしては、、、
・アカウント名⇨キャッチーなアカウント名とそのあとに肩書きをつけることによりわかりやすさと親しみやすさを獲得できる。
・プロフィール⇨1行目に発信テーマとメリットを記載する。
・ビジュアルの設定⇨アイコンは顔がはっきりとした高画質なもの、ヘッダ画像は無意味な風景画像ではなく、方向性とマッチした画像にするのが良い。
・発信内容
有益な情報にするため、実際の体験やいってみた感想を自分ならではの感想とともに発信する。
拡散してもらうためには相手のことを考え、拡散しやすい内容つまりは情報の詰まったものにする。具体例は情報元のURL等
投稿とは関係のないタグはつけない方がみられやすくなる。
タグ検索では流行りがわかる一方で他の投稿に埋もれてしまう危険性がある。
特にInstagramの様な画像での発信では、背景や写真の撮り方を工夫し、他の発信者と戦わなくて良い方法をとることが必要となってきます。
やりがちな投稿ですので、特に注意したいですね。。
発信するインプットを大切にする。
常にインプットしすぐアウトプットできる状態にするために、今見ている情報、風景を「自分フィルター」を通して見る様にする。
⇨この本で一番重要なのはここだと感じます。
インプットをより自分のものにでき、且つ素早くアウトプットすることでそこに対しての熱量も生まれる。良い仕組みだと思います。
私も実施できる様に「自分フィルター」を見つけます。
所感
上記以外にも発信後の収益、企業案件の受け方、フォロワーとの距離の縮め方についてゆうこすさんの経験をもとに詳しく記載されたまさに教科書的一冊となっております。
まづは方向性や自分の軸について深く考えること。トライアンドエラーを繰り返しての情報発信を努めていきたいと思います。
SNS時代の生き方について興味のある人はぜひ読んでみて下さい!!